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梅崎由起子著京都芸術学舎我われの日常生活に欠かせない布、その布をめぐる歴史的営みを振り返り、なかでも文化の集積(伝統)としての染そのものについて、およびその技法ついて学ぶ。これから作品を制作していく際の作り手を支える力となり、現代社会が抱える大量生産・大量消費といった諸問題解決の手掛かりともなるであろう一書。目 次序 染を知るには 梅崎由起子巻頭文 八幡はるみ■第1部 「染をひもとく」第1章 歴史正倉院の染め文化 尾形充彦絞り染の歴史 河上繁樹板締め(Carved Board Clamp) 石塚 広着物と染めの歴史 小山弓弦葉今を生きる型染 梅崎由起子紅型 須藤良子第2章 染料と顔料染色について 古濱裕樹天然染料について 山崎和樹藍の染料について 新道牧人天然染料の顔料化について 岡 博美第3章 素材 表現と哲学テキスタイルデザインに関わる 須藤玲子美意識と手仕事 堀畑裕之赤の染色 ――紅:二つの色名にみる人間の欲望―― 藤井尚子絞り染の可能性 早川嘉英■第2部  「作家の視点とプロダクト」藍染と私 新道弘之可能性を求めて 福本繁樹辻ヶ花の美 小倉淳史藍染 福本潮子集落と作品「ヒビノクラシ」 松本健宏滲み出させる裏染 斎藤高志糸目友禅染と私 大村幸太郎感情表現と技法 木村菜穂子一枚の布から生まれる立体的な形を探して 寺村サチコ隙を突破する 安達大悟バティックの真髄 フジモトヤスヨケイコロールと型友禅 ──手仕事を続けること── 山元桂子植物染料とメンテナンス 野村春花暮らしの中の藍 梅崎由起子執筆者一覧

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